歴史を動かすタイムマネジメント術! 天才たちの24時間の過ごし方 / “ワーカーホリック気味” のベートーベンや “サボり癖” のあるダーウィンetc

timeismoney2掃除機や洗濯機やその他もろもろ、「時短グッズ」がたくさんある現代社会なのに、「時間がないから〇〇できない!」という言い訳はよく口にしてしまいがちです。

本日は、海外サイト「demilked」で紹介された歴史的人物の24時間の使い方をご紹介いたします。クリエイティブでありながら、社会的であり、健康的でいるために偉人たち(作曲家、小説家、哲学者、自然科学者など)はどんな時間の使い方をしていたのでしょうか? 気になりますね~!

円グラフは24時間時計で、北は真夜中の0時、南は正午の12時になっています。

1目盛りが1時間。行動は色別です。メインの仕事(作曲、思想、執筆など)は緑、睡眠時間は白、社交や食事の時間はオレンジ、明るい水色は散歩などの運動、薄紫は生活費を稼ぐためのサブの仕事、読書などメインの仕事以外の文化的活動は薄い水色で表示してあります。
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)

作曲家、演奏家 享年35歳
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06:00  睡眠
06:00 – 07:00 身支度
07:00 – 09:00  作曲
09:00 – 13:00  レッスン
13:00 – 17:00  食事、社交
17:00 – 21:00  作曲または演奏会
21:00 – 23:00  妻のご機嫌取り
23:00 – 25:00  作曲
25:00 就寝

睡眠時間は5時間。妻のご機嫌取りに2時間。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)

作曲家 享年56歳
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06:00  起床
06:00 – 06:30  コーヒーで朝食
06:30 – 14:30 作曲
14:30 – 15:30  ワインで夕食
15:30 – 17:30  筆記用具を持って散歩
17:30 – 22:00  酒場で新聞を読む ビールとパイプ
22:00  就寝

朝のコーヒーには大変なこだわりがあり、1杯につき豆は60粒と決めていた。朝の30分には豆の数を数える時間を含む。食事はシンプル。睡眠時間は8時間。

パウル・トーマス・マン(1875-1955)

「ヴェニスに死す」などの小説家 享年80歳
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08:00  起床
08:00 – 09:00  コーヒー、入浴
09:00 – 12:00 執筆、煙草
12:00 – 12:30  昼食、1本目のシガー
12:30 – 16:00  読書
16:00 – 16:30  家族と夕食
16:30 – 19:00  見直し、記事
19:00 – 19:30  散歩
19:30 – 24:00  客をもてなす、読書、蓄音機で音楽を楽しむ
24:00  就寝

睡眠時間は8時間。執筆しながら煙草を吸いまくる。

イマヌエル・カント(1724-1804)

哲学者、思想家 享年79歳
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05:00  起床
05:00 – 06:00 ローカフェインのお茶とパイプ、瞑想
06:00 – 11:00 講義
11:00 – 15:00  パブで肉とワイン
15:00 – 16:00  散歩
16:00 – 19:00  ジョセフ・グリーンに会いに行く
19:30 – 22:00  読書
22:00  就寝

大学の先生を40年務める。1日1食。仕事が忙しすぎて生涯独身。

ジークムント・フロイト(1856-1939)

精神分析学者、精神科医 享年83歳
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07:00  起床
07:00 – 12:00  患者の精神分析
12:00 – 13:00 予備の時間(日により精神分析の時間が前後?)
13:00 – 14:00  昼食
14:00 – 15:00  散歩(ものすごいスピードで)
15:00 – 21:00  患者の精神分析、診察
21:00 – 22:30  夕食、トランプ、妻か娘と散歩
22:30 – 25:00  読書、執筆
25:00  就寝

シガーは1日20本。驚異的なスピードでウィーンのリングストラーセを散歩。

マヤ・アンジェロウ(1928- )

アメリカの小説家
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05:30  起床
05:30 – 06:30  コーヒー
06:30 – 07:00  通勤
07:00 – 14:00  仕事
14:00 – 15:00  その日執筆した文章の見直し
15:00 – 20:00  シャワー、夕食の準備
20:00 – 21:00  その日執筆した文章を夫に読み聞かせ
21:00 – 22:00  自由時間
22:00  就寝

仕事はホテルやモーテルにてやる。レビューに費やす時間を持つことに脱帽。

オノレ・ド・バルザック(1799-1850)

フランスの小説家 享年51歳
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01:00  起床
01:00 – 08:00  執筆
08:00 – 09:30  昼寝
09:30 – 16:00 執筆
16:00 – 16:00  運動
16:30 – 18:00 入浴、来訪者の対応
18:00  就寝

コーヒーは1日50杯。毎日50杯飲んだ割には長生きです。

ヴィクトール=マリー・ユーゴー(1802-1885)

「レ・ミゼラブル」などの小説家、詩人、政治家 享年83歳
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06:00  起床
06:00 – 11:00  銃声で目覚める。ジュリエットからの朝の手紙を読む
11:00 – 12:00  公共浴場で入浴
12:00 – 13:00  来訪者と昼食
13:00 – 15:00  砂浜で運動
15:00 – 16:00  床屋
16:00 – 18:00  馬車でジュリエットとドライブデート
18:00 – 20:00  執筆、手紙の返事
20:00 – 22:00  夕食、団欒、ジュリエット宅で友人らとトランプ
22:00  就寝

朝食は淹れたてのコーヒーと生卵2個。ジュリエットは愛人。

チャールズ・ロバート・ダーウィン(1809-1882)

自然科学者、地質学者、生物学者 享年73歳
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07:00  起床
07:00 – 07:30  短めの散歩
07:30 – 08:00  ひとりで朝食
08:00 – 09:30  嗅ぎタバコをキメながらの執筆
09:30 – 10:30  個人宛ての手紙を読む、妻が家族宛てに届いた手紙を読むのを聞く
10:30 – 12:00  仕事
12:00 – 12:30 愛犬ポリーと散歩
12:00 – 13:00 昼食
15:00 – 16:00  昼寝
16:00 – 16:30  仕事
16:30 – 17:30  終わってない仕事に取り掛かる
17:30 – 18:00 サボる
18:00 – 19:00 妻が小説を読んでいるあいだ休憩
19:00 – 20:00  卵料理の夕食
20:00 – 21:00  妻とバックギャモン(ボードゲーム)で遊ぶ
21:30 – 22:00  自然科学の本を読む
22:00 – 24:00  ベッドで横になりながらいろいろ考える
24:00  就寝

いかがでしたか? 歴史を動かした偉人たちと自分を比べるのはあまりにもおこがましいのですが、やはり天才は時間を有効に使っているようですね。とりわけ、朝早めに起床して、午前中にメインの仕事を片付ける方が多い印象でした。

ところで、フロイトが「やっべ! 寝坊した!! もう精神分析始まってるやん!」とか、モーツァルトが「なんか作曲飽きた、転職しようかな」的な共感できるようなうっかりエピソードはないのです。やっぱ天才だからね! しかし最後にダーウィンが若干やってくれましたね。憎めないよ、ダーウィン。遊んでばっかじゃん!

時代や文化や習慣の違う現代社会と比較しても面白いですよね。この地球上にいるかぎり、時間は誰にでも平等です。おバカさんであっても、天才であっても持ち分は24時間。その時間をようやってうまく使っていくか。自分の時間の使い方を見直してみるイイきっかけになるかも!

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